Under the Red Sky
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商品カテゴリー: | インディーズ,歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,ポップス,JPOP
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収録曲: | Wiggle Wiggle, Under the Red Sky, Unbelievable, Born in Time, T.V. Talkin' Song, 10,000 Men, 2 X 2, God Knows, Handy Dandy, Cat's in the Well,
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セールスランク: | 21519 位
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参考価格: | 898円 (税込)
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あともうすこしで名作
佳曲ぞろい。すばらしい歌もある、すごい歌詞もある。ボーカルもノッていて佳い。サウンドも佳い。演奏者にもめぐまれている。雰囲気も佳い。わたしはこのアルバムをずいぶん楽しみ、聴き込んだものだった。ある意味、大傑作と云われている前作「オー、マーシー」よりこちらを楽しんだ。収録作品も、じつはこのアルバムのほうが前作より優れていると思っている。
ところが、いつのまにか忘れていて、いつのまにか数年も聴いていなかった。なぜか。
このアルバム全体に流れている新鮮で自由な雰囲気。それが魅力でもあるのだが、アルバムとしての求心力を欠いている理由のひとつでもあるような気がする。これがライブだったら、すごく素敵なんですけれどね。
ディランのボーカルは素晴らしいのだけど、いつもの煮詰まったような希求が足りない。エネルギー不足というわけじゃないのに、気楽すぎる感じ。「はやくレコーディングをすませて、みんなで飲みに行こうぜ」という雰囲気なのだ。
この雰囲気が得がたい魅力でもあり、同時に、このアルバムを名作一歩手前で留めてしまっている理由でもある。このアルバム収録曲のうちのいくつかをライブで聴くことがあるが、そのたびに、いかに素晴らしい曲であるかを思い知らされる。あと一歩、ディランが本気になってくれれば、名作だったのだなと思う。
とはいえディラン。レベルが高いことに違いはない。それに佳いアルバムであることは確か。ディランを知らないひとに聴かせてみると、思いがけず評判がいい作品でもある。というわけでやっぱり星5つ。
悪くもないですけど
ウォズ兄弟にプロデュースされた、全10曲オリジナル新作によるディラン90年代最初(’90年)のアルバム。
ドラムス(ケニー・アロノフ)、ベース(ドン・ウォズ、ランディ・ジャクソン)の基本リズム・セクションを除くと、1曲ごとにジョージ・ハリソン、エルトン・ジョン、アル・クーパー、スラッシュ、ロベン・フォード等などの豪華ゲストが入れ替わり登場する。録音に際しては、実際スタディオ入りするまで、ディランにはどういったメンバーと組むことになるのか知らされなかったらしい。これは、より偶発的でスポンテニアスな音楽を期待したドン・ウォズの目論見だが、正直それほど成果が上がっているとは思えない。
ディラン自身のヴォーカルもバックの演奏も全体的に穏やかな表情を見せている。G.ハリソンがスライド・ギターで参加する、どこか感傷的なタイトル曲が最も印象に残るところからして、ディランの心持ちもあまりアグレッシヴではなかったのだろう。
あるいは、ドン・ウォズが用意万端準備した60年代フォーク・ロック・ヒーローを遇する舞台で、ディランが「OK,OK!」とばかりにその役を演じきっているようにも感じる。「マギーズ・ファーム」や「ライク・ア・ローリング・ストーン」を思わせるナンバーが含まれているのも、ディラン自身によるディランのパスティーシュの如くだ。
結論としては、熱烈なディラノロジストの評価は知らないが、楽曲を含めガツンと強烈に魅きつけられるところの少ない作品だ。
SBME
Empire Burlesque World Gone Wrong Down in the Groove Shot of Love Saved
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