E.カールマン「マリッツァ伯爵令嬢」 [DVD]



E.カールマン「マリッツァ伯爵令嬢」 [DVD]
E.カールマン「マリッツァ伯爵令嬢」 [DVD]

ジャンル:DVD
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お話面白い

ここはハンガリー、マリッツァ伯爵の領地。

タシロ伯爵は実家ヴィッテンブルク伯爵家が破産したため、
マリッツァの領地の管理人になり、
妹リーザの学費を稼いでいる。

突然マリッツァ伯爵令嬢到来し、婚約記念パーティをするという。

一行に妹リーザがおり、
タシロ伯爵は管理人となっていることをリーザに話すが、
リーザは芝居と思い込む。

パーティの準備ができたが、婚約者が来ない。
実は、マリッツァ伯爵令嬢、
財産目当てで言い寄る男を諦めさせるため、
架空の人物をでっち上げ。

新聞で自分の記事を見たジュパン男爵、
パーティに駆けつけ、マリッツァ伯爵令嬢にプロポーズ。
令嬢本当のことを話すが、ジュパン男爵とりあわない。

タシロ伯爵、パーティの外で歌っていると、
伯爵令嬢「自分の為に歌え」と命令するが、
タシロ伯爵拒否し、伯爵令嬢より解雇通告。

全員でブタペストに繰り出そうとしているところ、
占い女登場。
伯爵令嬢に
「4週間以内に高貴な紳士と恋に落ちる」
伯爵令嬢ブタペスト行きを断り、
4週間後の再開を約束し領地に残る。

タシロと領地に残った伯爵令嬢、次第に惹かれあっていく。

4週間後、再開のパーティで
ジュパン男爵、伯爵令嬢と間違えたリーザと出会い、
二人は恋に落ちる。

リーザを愛したジュパン男爵、伯爵令嬢に
「遺言で貧しい娘と結婚しなければ財産をゆずらない」
ことを理由に、求婚とりさげ。
伯爵令嬢喜んで同意。

伯爵令嬢に思いを寄せるポプレスク侯爵、
「リーザとタシロは恋中で、タシロは令嬢の財産を狙っている」
と伯爵令嬢に告げ口。

それを信じた伯爵令嬢、
皆の前でタシロ伯爵に金を渡し、
「二度と私に愛の言葉口にしないで」
承知したタシロ、金を楽団員にすべて渡してしまい、
リーザと共に退出。
皆の話から伯爵令嬢、二人が兄妹と知り、誤解を解く。

翌日タシロの叔母ボゼーナ侯爵夫人登場。
タシロと伯爵令嬢は別れの手続き中。

ボゼーナ侯爵夫人は
「管理人なんて、家の名誉を汚す気?」
タシロ「マリッツァ愛しているから働いている」
マリッツァ「タシロを愛している」

ボゼーナ侯爵夫人、
「何だ二人とも愛し合ってるじゃん、
タシロに私の財産譲ることになるから、プロポーズにためらうことはない」
と二人の仲を取り持つ。

タシロがマリッツァに渡した辞表
マリッツァがタシロに渡した勤続証明
それぞれ開けて見ると
「I Love you」

その頃、
リーザから「財産がないからもう会えない」
と言われたジュパン男爵、
ジュパン家の遺言を話し、大喜びでリーザに求婚。






この時代になると、
音楽は軽音楽というか、ミュージカルというか、
深みがあるものではない。
ただし、ハンガリアン・テイストがgood。

ただし、話は面白い。

オペラとして、音楽を楽しむというより、
ミュージカルのようなノリで見れば、
面白いのではないか?

失われた世界への郷愁

これは映画です。オペレッタの舞台のDVDではありません。主人公は口パクで歌っています。曲だけのCDも入手可能です。しかしながら映画は素晴らしい仕上がりになっています。まず出演者が素晴らしい。若いころのルネ・コロ、そして「西川先生」と「由美かおる」を足して割ったような伯爵令嬢、そしてタシロの妹、ヴァラシュタイン(熱いグラーシュが有名だそうです)のジュパン男爵たちが素晴らしい曲と演技を自然の光と陽光の中で繰り広げます。また映画の素晴らしさは、ロケ(セット?)の素晴らしさに負うところが大です。実際のロケはどこでしたのかわかりませんが、ハンガリーによって人がイメージする自然(農村や平原そしてカウボーイ、馬、水牛、羊、ガチョウの大群)が満載です。どれも日本人には直接関係があるテーマではありませんが、作品自体のモティーフであるノスタルジーの訴えかえる魅力は普遍的なものです。作品の舞台は、第一次大戦後のハンガリーの田舎です。戦争によりオーストリアから切り離されたわけですが、不思議なことにまだここでは大土地所有が残っています。20年後には別の変動により根こそぎにされてしまう旧体制の最後の姿です。ここで繰り広げられるのがオペレッタの典型的な筋書きというわけです。全体に、カールマンの別の作品「チェルダーシュ」と区別がつかないほどハンガリー色の強い曲が満載です。でも「wenn es abend wird」に代表される非チェルダーシュ系の作品も負けず劣らず素晴らしいものです。



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